在米くのいち 手当ての道をゆく

病気と共存しながら施術者を目指す日々の奮闘記。

自分のために観た映画

映画といえばすっかり子供の付き合いになっていたのだが、たまたま見た情報からの即決で自分一人のために映画館に脚を運んだ。

 

タイトルは『King Richard』。

テニスプレーヤーのセリーナ&ヴィーナス ウィリアムスを育てたお父さんの話。

 

最初、観覧客が私一人だったのでびっくり。

コロナ禍とはいえ、休日の夕方。

しかも、映画の主役はウィル スミス。

 

ここで誰かが入ってきて何か事件が起こっても誰にも分からないだろうな、とか色々なことを想像していた。

ドキドキして映画が始まるのを待っていると、シニアの女性3〜4人のグループが入ってきた。

たった一人の観客という経験も面白かったかもという変な考えも頭をよぎったが、やっぱりホッとした。

 

ストーリーはなかなか興味深かった。

夫婦の関係、特に奥さんが夫のワンマン振りにイライラするところは自分にも重ねて観ていた。

観終わってスッキリ爽快!というタイプの映画ではなかったが、それが逆に人間の日常ってこういうものだよな、と思えて良かった。

 

最近、自分のためだけに時間を過ごすことが欠けていたのかも。

映画、観に行って良かった。