在米くのいち 手当ての道をゆく

病気と共存しながら施術者を目指す日々の奮闘記。

色々な鍼灸

ここ数年、鍼灸の形が多様化してきています。

大まかには『医療』、『慰安』、『美容』に大別されるでしょうか。

 

『医療』がメインの鍼灸は、痛みや不快感の改善を目的とします。

ぎっくり腰、がんの疼痛軽減、難聴治療などの治療を行います。

 

『慰安』がメインの鍼灸は、どちらかというとマッサージに似たイメージ。

心地よさを提供する施術で、気軽に繰り返し通って頂く経営スタイルが多いです。

 

『美容』がメインの鍼灸は、主に女性向けの内容。

フェイシャルエステのように顔を中心に施術します。

 

施術内容をこのいずれかに絞るクリニックもあれば、混合タイプのところもあります。

私はどちらかというと『医療』を中心にやりたいと思っています。

 

もともと鍼灸に興味を持った理由として、困っている人を助けたい、という思いがベースにありました。

痛みで苦しんでいる人、病院での治療が結果に繋がらない人などに別の治療の選択肢を提供できたらと思います。

 

鍼灸は、私の住む地域ではお医療の選択肢としての認知度はまだまだです。

でも、医療費が高いアメリカなのできっとたくさんの方の役に立つはず。

地域の人々に『何かあったらあそこに行けばいい』と思ってもらえるような技術を提供できるように頑張りたいです。