在米くのいち 手当ての道をゆく

病気と共存しながら施術者を目指す日々の奮闘記。

ヨガと解剖学

私はこれまで何度かヨガにトライしたことがあります。

体育館で行われる市民向けのヨガ講座やスタジオでのホットヨガなど。

動機は硬い体を柔らかくしたい、気持ちをリフレッシュしたい、など。

 

でも、瞬発的な運動が好きな私はゆっくりとした流れに馴染めませんでした。

ヨガから遠ざかって二十年近く経ちます。

 

ところが最近、別の角度からヨガに興味を持ちはじめました。

ヨガのインストラクターには解剖学の知識も必要だそうです。

ポーズを取るちょっとした角度が間違っていると負傷につながるのだとか。

 

これまであまりそういった視点からヨガを見たことがありませんでした。

でも、解剖学で体の仕組みを理解した後だったのでタイミングが合いました。

機能解剖学などは鍼灸でも必要な知識です。

 

今の私の体は柔軟性から程遠く、岩のように硬いです。

自分の体を実験台に解剖学を勉強していくのも面白いなと思いました。

加えてヨガを楽しめるようになれば一石二鳥です。

 

ヨガ人口は増加傾向にあると思います。

また、ヨガをやる人はホリスティックな医療にも近い存在です。

同じような思いを持つ人々とのネットワークもきっと生まれるでしょう。

それは将来的な鍼灸活動への糸口にもなります。

 

アンテナを広げていると、どこから何がつながるか分からないなぁと実感。

そういうところが面白いです。

ヨガ、考えてみようかな。