これまで何人もの鍼灸師の経歴について記事やブログなどで読んできました。
鍼灸師になることを決めた動機の中で多いのは、昔スポーツなどで痛めた体を鍼灸で治療してもらった経験があって、今度は自分が治す立場になりたい!というもの。
そのほかに意外なのが、鍼灸が未経験だったり、効果に半信半疑の状態で学校に進学する人もかなりいるということです。
このような人たちが鍼灸の実力に気づくのは在学中のこともありますが、なんと鍼灸師になって数年してからという人も少なくないようです。
自分が理解しがたいものや、将来の自分の姿を描けないものを勉強することはつらい作業だと思います。
逆に、学生になる以前から自分の進むべき方向性をある程度定めて、将来施術する自分を思い重ねながら勉強すると理解度もアップするに違いありません。
幸い私の場合は鍼灸とはなんぞや?というステージは随分前に終わり、今はその効果に確信を持っています。
また、力を入れたい分野もある程度固まってきています。
視野を広げることも大切なので情報収集は継続していきますが、進学前に目的意識を高めることができてラッキーだと思っています。