在米くのいち 手当ての道をゆく

病気と共存しながら施術者を目指す日々の奮闘記。

昇給

メインの仕事でエージェントから嬉しい知らせがあった。

私がこの仕事を初めてから10年以上ずっとお世話になっている取引先からだ。

わずかではあるが昇給してもらえるという。

 

丁寧な仕事をしてくれているから、という添え書きもあった。

コロナで色々と大変な時期にとてもありがたいことだ。

 

もともと割りと完璧主義なので毎回自分の精一杯を出す努力をしている。

仕事によっては結果をうまく出せないこともある。

それでも自分の努力を評価されたことは素直に嬉しい。

 

仕事というと対価を考えがちだが、金額以外にもやりがいや仕事のしやすさなど、色々な要素がある。

この仕事は必ずしも高給ではないが、私に子育てをしながら働く選択肢を与えてくれた。

論理的に考えながら進める内容も好きだ。

 

私のこれまでの経験が少しずつ活かされてたどり着いた仕事。

子供の頃に考えていたのとは割りと真逆な業種だ。

人生、何がどこで役立つかわからないものである。

 

鍼灸は一見して今の仕事とは何のつながりもない。

でも、もしかしたら私の経験でもって何か新しいものに繋がるのかもしれない。

それはそれで楽しみだ。