オートミールというと欧米で食べられている牛乳で煮た粥状の朝ごはん。
生まれて初めて食べたのは四半世紀近く前にアメリカ人の友人が作ってくれたもの。
口に合わなかったら無理して食べないでいいよと言われたっけ。
牛乳があまり得意ではなかったこともあってか感動はなかったが、これがオートミールかぁと考えながら食べたのを覚えている。
考えを改めさせられたのはホテルで出た朝食バイキングにて。
寸胴鍋に入ったオートミールに好みで黒砂糖やウォルナッツをトッピング。
これが本当に美味しかった。
それ以来、ホテルの朝食でオートミールがあれば必ず食べている。
調理法に何か秘密があるのか、それとも外で食べるという雰囲気が美味しくさせるのか。
まだ謎のままだ。
ここ数年、自分の中でブームが来たり去ったりしていてたまに朝食にオートミールを作る。
でも使うのは牛乳ではなく麺つゆ。
和風の味付けに具材を入れたりして完全に別の食べ物となっている。
欧米人には到底見せられないが、これがなかなかイケる。
秘密の食べ物だ。
ホテルのようなオートミールもいつか作れるようになりたいな。