在米くのいち 手当ての道をゆく

病気と共存しながら施術者を目指す日々の奮闘記。

別れの季節

こちらは学校の節目が夏。

そのため学校が終わると同時にこの土地を離れる人が多い。

今年はコロナの影響もあったのかなかったのか、本当にたくさんの人を見送ることになる。

 

昔はどちらかというと自分が見送られる側だった。

子供の頃は父が転勤族だったから7回引越した。

大人になっても退職や留学、結婚で送ってもらった。

 

今の土地で子供が生まれて移動の可能性はほぼなくなった。

生まれて初めて同じ土地に7年以上暮らしている。

 

送る側に立つと本当にさみしい。

もちろん去る人もいれば来る人もいる。

でも、子供を介して仲良くなることが多かったから、子供が大きくなるとなかなか近しい関係を気付くのは難しい。

 

そうでなくても、私は小さい頃から移動ばかりして幼馴染がいなかったからなのか、常に行動を共にしたり毎日のように連絡を取り合うのが得意ではない。

そういう関係を窮屈に感じてしまう。

もちろん友達はいるが、お互いに仕事をしているし時折何かあると連絡を取るペースだ。

 

家族ぐるみで仲良くしてもらった友人から、急に去ることになったと報告を受けた。

悲しくて涙。

でも、その家族のことを考えると最良の道。

 

諸行無常…。

周りの状況は常に何かが変化していく。

その流れに逆らおうとせず、気持ちを載せていこうと思う。