在米くのいち 手当ての道をゆく

病気と共存しながら施術者を目指す日々の奮闘記。

解剖学っておもしろい

高校時代の生物の授業は割と好きでしたがこれまでおおむね文系の人間でした。

そんな私がいきなり解剖学に突入ということで一年前はかなり不安でした。

 

体について興味はあるけれども、専門としてやっていけるほどの情熱なのか?

解剖実習にも耐えられるだろうか?

知人の解剖実習の話を聞いて、「私には無理だぁ」と思ったのは割と最近の話。

 

でも骨や筋肉の解剖図を毎日見ているうちに少しずつ気持ちに変化が。

実習では動物の脳、眼球から始まり体全体も扱いましたが大丈夫でした。

今では「どうして最初から理系に進まなかったんだろう」と思うほどです。

 

精巧な人体のしくみ、常にバランスを取ろうとするメカニズム。

現代の研究技術をもってしても未解明の部分がたくさんあります。

 

一方、何千年も前の人類にはすでに医療・医学が存在していました。

これって本当にすごいことだと思います。

その知識の積み重ねが今の医療・医学に生きています。

 

人の体は120歳くらいまで使えるようにできているそうです。

現代の世界の平均寿命は70歳。

ということは、体の使用期間にはまだ50年ほど余裕があります。

 

車と一緒で体もメンテナンス(病気にならない状態を維持)する。

そうすれば寿命(特に健康寿命)は延びるはず。

 

では、どうして病気が発生するのか。

そもそも病気とは人体にとってどういう状態のことなのか。

なにがどうあれば人は健康と言えるのか。

とっても興味があります。