在米くのいち 手当ての道をゆく

病気と共存しながら施術者を目指す日々の奮闘記。

お灸のニオイ

お灸、試してみた。

何か劇的な変化があったということはない。

そういうことは起こらないことも承知している。

お灸は気長に続けていくものだ。

 

が、少々問題が。

かなり強いニオイが家中に広がってしまうのだ。

 

これまでたまにお灸をする分にはそれほど問題なかった。

今回は毎日朝晩2回ぐらいは必要かなと思っていたから、家族に迷惑がかなり掛かりそう。

しかも子供達は毎日在宅だ。

 

うーん、残念。

お灸治療は諦めよう。

煙のないお灸が相当便利。

将来の患者さんに勧めるならそちらだな。

 

気管支の炎症とお灸

ここ数年のことなのだが、秋になると一日に何度か急に咳き込むようになる。

これが春先まで続く。

 

夏に行った健康診断では気管支が敏感になるのだろうと言われた。

次回症状が出た時に呼吸量の検査をしましょうということだった。

 

いつもなら症状が出たらクリニックに連絡して次のステップに進めるようにする。

でも今年は事情が違うから色々と躊躇してしまう。

 

まず、症状が咳だからCOVIDのプリスクリーニングに引っかかってしまう。

クリニックに行く前にCOVIDの検査が必要になるだろう。

そういうちょっとしたことの積み重ねがストレスだ。

 

でもこのまま放っておけば、半年もの間、人前に出るたびに咳を気にしてしまうだろう。

何しろ一旦出始まると、全部スッキリするまで咳き込んでしまうのだから。

そしてその発作的なものは予兆なく突然やってくるから困ってしまう。

 

自宅で症状を緩和できる方法がないかと考えてみた。

去年は知り合いから鼻うがいのことを聞いて試した。

痰がらみの咳には効果があった気がするが、今の症状とは違うかな。

 

そして鍼灸

調べてみたら咳を和らげるツボもあるらしい。

腕にある尺沢、鎖骨間にある天突。

押して見ると楽になる気はする。

でも決定的な解決には至らない。

 

お灸はどうだろう。

気管支炎にはお灸も効果があるらしい。

素人がやるからどこまで出来るかは分からない。

でもたまたま家にせんねん灸があるし、やって損することは何もない。

 

お灸女子、復活させてみようと思う。

足踏みしてもいいじゃないか

子供と一緒に過去の2つの名スピーチを見た。

ひとつは、オバマ前大統領が今年6月にコロナ禍で卒業を迎える高校生に向けたもの。

もうひとつは、スティーブ・ジョブズスタンフォード大学の卒業式で行ったもの。

 

両スピーチとも、親として子供に伝えたいメッセージが含まれていたので是非一緒に見たかったのだ。

 

もうひとつ、アメリカ育ちの日本人の若者が子供時代には日本語学習に苦労するも勉強を継続した結果、世界に羽ばたく職業に就けたという寄稿文。

 

子供に日本語をきちんと話せるようになって欲しい気持ちは今でもある。

でも、スピーチを聞いた後は、「日本語は子供の人生の一部であっても全部ではない」と思えるようになった。

 

子供本人は「日本語をやりたい」とボソッと言っていた。

でも、以前も同じことを話していたのだ。

それで形ばかり勉強の環境を維持してしまったがために、毎日喧嘩。

 

今ここですぐに元の環境に戻ってしまったらまた同じことの繰り返し。

ここは気持ちを抑えて、子供自身が自分に何が必要と思うかを考えさせようと思う。

 

子供にはこれから続く長い人生。

数日、数週間、あるいは数ヶ月くらい足踏みしてしまってもいいじゃないか。

親のスタンス

子供を一個人として見ること。

言うは易く行うは難し。

 

親としてはどうしても自分が望む方向に子供を導きたくなる。

親子に上下関係がある文化の場合は特に「親の言うことを聞くのが当たり前」となる。

 

アメリカの親は、子供に接する時も子供自身の意見を尊重することが多い。

もちろん、場合によっては親が修正することもある。

 

思春期は大人と子供の心の成長の狭間。

しっかりしているように見えたり、やたら子供っぽく見えたり。

どこまで本人の意志を尊重すれば良いのか判断が難しい。

 

親のスタンスを決めるのはなかなか難しい。

日本語教育に一旦終止符

海外に暮らしながら子供に日本語教育をするのは簡単ではない。

正直、毎日が戦いだ。

 

成功例、失敗例、どちらもたくさん見てきた。

うちは大成功でも大失敗でもない。

細々と継続はしてきているけれども、決して満足いくレベルではない。

 

特に上の子供は年齢のせいか色々と難しく、毎回喧嘩。

それをここ数年繰り返してきた。

もうこちらの気持ちも限界。

 

今は苦しくても将来絶対に役に立つのは分かっている。

途中で辞めてしまった子供は大人になってから後悔することが多いようだ。

だから、少しでも目標を持って勉強してもらおうと思っていた。

でも、あまりにも本人の意志が伴わないのであれば全く無駄な時間と労力に終わってしまう。

 

親子関係にも良くない。

本人にやる気が芽生えれ自分で努力すれば良いだけだ。

上の子に関しては、一旦終止符を打とうと思う。

自宅待機への備え

コロナ悪化の影響が子供達の学校にも及びそうだ。

リモート学習を選択した家庭にはほぼ影響はない。

 

毎日状況が大きく変化している。

州知事の鶴の一声で生活が変わってしまう。

 

これからはいつ自宅待機になってもおかしくない。

食品ももちろんだが、クリスマスのプレゼントも準備しなくてはならない。

早めに色々備えておかなくては。