在米くのいち 手当ての道をゆく

病気と共存しながら施術者を目指す日々の奮闘記。

やさしく包まれることの救い

病気になると患者さん本人はもちろん

家族にもストレスは重くのしかかる

 

初めて病気の診断を受けたとき

経過観察の検査で何かが見つかったとき

病状が進行していくとき

 

食事が悪かったのか

睡眠や運動が足りなかったのか

薬が悪かったのか

別の治療方法があったのではないか

 

憤り、悲しみ、恐れ、絶望…

様々な感情が押し寄せる

 

誰かに救ってほしい

 

計り知れない重圧

今、その人の心の中で何が起きているのか

周囲が察するのは難しいこともある

 

そんなとき

たとえ一瞬でもやさしく包まれること

それがどれだけの救いとなることか

 

オンコロジーマッサージの役割

体の状態を理解しながら安全に触れること

柔らかなタッチとゆっくりしたリズムで

セロトニンの分泌を促すこと

患者さんや家族の心に寄り添うこと

 

自分が経験したことを活かせますように

学びを継続できますように

仕事始めから病欠

年末の怒涛の忙しさで弱っていたのか、元旦から風邪をひいてしまった。

仕事始めにいきなり病欠。

 

これまでの私なら、周囲に迷惑をかけまいと多少の体調不良なら仕事していた。

今は医療従事者なので風邪の場合、仕事は休むべき。

クライアントや患者さん日本語風邪をうつしてはいけないからだ。

 

マインドセットの更新が必要だな。

2024年を振り返って

気がつけば師走も大詰め。

去年の今頃は州の免許試験に向けて必死に勉強していたっけ。

年が明けて受験、仮免許で仕事開始、無事に免許取得、とたくさん前進した一年。

 

仕事もご縁に恵まれて思い描いていた以上に順調。

本当にありがたいの一言に尽きる。

来年は職場がもう一箇所増える予定で楽しみだ。

 

自分に合ったマッサージのペースやスタイルも分かってきた。

体力と集中力を鑑みると一日3セッションまでが理想。

ライトタッチのリラクゼーションが自分の強み。

リンパ浮腫とオンコロジーの両方のトレーニングが私のマッサージの基盤になっている。

 

年初めはセラピストとして成功する自分をはっきりと描けなかった。

個人事業立ち上げも散々検討したけれど、自分には合わないと断念。

それでも今では自分のスタイルに合う顧客層が掴めてきたし、就業形態にも満足で、収入も少しずつ増えてきて感謝の一言。

ここまでよく頑張ったな、と自分を褒めてあげたい。

 

2025年の目標。

できたら学生ローンを払い終えたい。

緩和ケアを学ぶ大学院進学の検討と学費の貯金を始めたい。

飛行機で旅行に行きたい。

 

でもやっぱり1番は、

『一年間健康に過ごせますように』

キャリア半年

セラピストとして仕事を始めてから半年が経過。

最初の1ヶ月はドギマギしていて施術することが恐怖だったが、今は気持ちも落ち着いた。

 

半年の間にキャリアの内容も大きく前進した。

メインの職場に加えて、オンコロジーマッサージを行える機会が2箇所増えた。

 

メインの職場は稼働率がほぼ100%になるほどの集客力があり、収入の安定に繋がる。

最初の職場であるが故にこの状況を普通に捉えていたが、実は他のサロンではなかなかないことだと気づいき、大変ありがたく感じている。

 

最近増えた2箇所の職場もそれぞれ特徴がある。

1箇所はイベントベースなので出向く回数は少ないが固定給。

患者さんに対しての施術のため毎回緊張しながらも温かいフィードバックが多く気持ちが満たされる。

 

もう1箇所はこれからの成長を見据えるウェルネスセンター。

認知度を上げていこうと努力しているところで、顧客ベースが増えるまで少し時間が掛かりそう。

それでもセンターの洗練された雰囲気や素晴らしいオーナーや同僚に恵まれて今後が楽しみだ。

 

しばらくは三足の草鞋。

景色が変わることで毎回新鮮な気持ちで仕事が出来ていいかも。

これから自分がどう成長できるか益々楽しみだ。

車を購入

このところ車の調子が悪く、これから益々増える通勤に不安が募っていた。

夫は私と真逆の性格で、問題が発生してからでないと対処しないタイプ。

こちらのストレスが溜まって辛い日々。

 

この精神状態は良くないと一念発起。

収入がある程度安定したこともあって、思い切って車を購入。

正直、ローンを組むことにはかなり緊張したが、仕事のモチベーションがさらに上がった。

 

昔、自分で買った車は新車。

中古車購入は今回が初めて。

人生まだまだ初めての体験があるなあ。

そう思ったら、なんだか楽しくなってきた。

理想の仕事が見つかる

今年2月から始まったセラピスト生活。

失敗しながら学ぶ日々。

医療従事者としての責任の重さを毎日ひしひしと感じている。

駆け出しの時点からサポートしてくれる同僚に恵まれていることは本当に幸運だ。

 

での仕事も始まり、自分の目指す方向にキャリアが進んでいることがありがたい。

 

次のステップとして理学療法クリニックでのポジションを模索していた。

社員雇用かコントラクター契約を希望していたが、ルームレントが条件だった。

 

ルームレント自体はセラピストの仕事環境として日常的に行われていて問題はない。

ただ、施術経営に関するすべての作業を自分で行う必要があることが私にとって大問題だった。

色々シュミレーションしたり、経費を計算したりしながらかなりの時間悩んだが、やっぱり自分は施術に専念する形態が向いているという結論に。

理学療法クリニックでのお話は残念ながら成就しなかった。

 

その直後、まさかのタイミングでウェルネスセンターでの仕事が見つかった。

コントラクター契約なので予約管理や施術料の受け取りなどは経営者にお任せできる。

経営者とも意気投合し、オンコロジーマッサージを提供するという共通の目標に向かっている。

 

唯一心配なのは少し通勤距離があること。

だが、これまでずっと仕事を探し続けてきて、条件が合う職場に出会えなかったし、どの仕事でも何かしら妥協しなくてはいけない点はあるはず。

そう考えたら、この機会を活かさない理由はないと即決できた。

 

セラピスト一年目でここまで進めるとは全く想像出来なかったが、これまでのトレーニングが実を結ぶ形となり素直に嬉しい。

ここから一歩ずつ踏み締めて、セラピストライフを充実させていきたい。