在米くのいち 手当ての道をゆく

病気と共存しながら施術者を目指す日々の奮闘記。

セラピスト2年目で考える次のステップ

セラピストとなって2年目。

健康な方、病気を抱える方の双方と向き合う日々。

経験を積みながら落ち着いて施術できるようになってきた。

 

職場や同僚にも恵まれ、穏やかな気持ちで仕事ができる状況に感謝する毎日。

今の仕事のバランスを当面維持していくつもりだ。

 

一方で、ここ1年ほど頭の中にある次のステップ。

それは大学院進学と緩和ケアの専門トレーニング。

 

大学院進学は元々自分の人生で成し遂げたい目標のひとつ。

鍼灸師になっていたら修士の学位は取れているはずだった。

マッサージセラピストとなった今、さらに成長するために何ができるか。

リハビリテーション学や運動生理学などを模索する中、緩和ケアの修士プログラムがあることを発見。

これだ!と心が踊った。

 

医師から臨床宗教師まで様々な専門職を対象としたこのプログラム。

チーム医療で患者さんとその家族のQOLをどのように向上させていくかを学ぶ。

難点はマッサージセラピストとして取得するこの学位が医療界でどのくらい認められるのかが未知数なところ。

時間と費用を費やして学位を取っても、ただの自己満足で終わってしまうかもしれないのだ。

自分だけであればそれでも構わないが、金銭的に家族も関わってくるので迷っている。

 

一方、緩和ケアの専門トレーニング。

これはマッサージセラピストを対象としたプログラム。

病院などで経験を積むことで知識を増やし、次のステップに繋げていく。

主催はマッサージセラピストの地位確立のために活動する団体。

このプログラム修了による資格などは現時点ではないが、得られる経験は非常に貴重だ。

 

このふたつのステップ。

自分の中では両方を繋げることで道が開けたらと願っている。

つまり、学位と実技。

 

医療者としてのマッサージセラピストの立ち位置は低い。

実技力に繋がる学位がないためだ。

だから現状では保険医療の中にマッサージが含まれることは稀。

でも、治療ではなく精神面で患者さんのQOL向上をサポートできることは経験から確信している。

自分が行き着きたい道はそこだ。

 

なぜセラピストになったのか。

その軸がぶれないようにしっかりと歩んでいきたい。