在米くのいち 手当ての道をゆく

病気と共存しながら施術者を目指す日々の奮闘記。

生活音が聞こえなくなったらスローダウン

生活音が好き、というフレーズが新鮮な響きだった。

 

蛇口から出る水の音。

食器が重なる音。

扉が閉まるときの音。

 

どれも耳心地がいい。

ゆったりと暖かく時間が流れる感覚。

生活音が好きなもののひとつになった。

 

でも、ふとした時に気づいた。

せかせか生活しているときには生活音が聞こえない。

正確には、聞こえてはいるけれどただの音になっている。

 

そうか、これがバロメーターになるんだ。

スローダウンのタイミング。

生活音を楽しめるように穏やかに過ごしたい。