在米くのいち 手当ての道をゆく

病気と共存しながら施術者を目指す日々の奮闘記。

ビンテージラケット

雨の日、リサーチに一日を費やした。

夜には頭がへとへとになった。

 

何のリサーチかというとテニスのラケット。

これまで格安のおもちゃのようなラケットを使っていた。

そろそろ『自分の一本』と言えるものが欲しくなってきた。

 

調べていくうちに、1980年代のラケットに行きついた。

ナブラチロワが優勝したときに使っていたモデルらしい。

ビンテージのラケットとしてネットで格安で売られている。

 

評価が高く、値段は破格、となれば買ってしまおうかと決断しかけた。

1980年代なんて少し前じゃん、と思っていたが、よくよく考えると40年前。

ほぼ半世紀である。

いくら素材が良くても40年前後経てば経年劣化が起こっている可能性が高い。

 

最初は安くて評価の高いラケットであれば古くてもいいと思ってた。

しかし、技術が日進月歩で進化し続けていることを考えると40年の差は大きい。

また、昔のモデルは昨今のモデルよりも振動吸収率が低いためテニス肘などの原因となりうる。

 

結局、地元のテニスショップに行ってデモラケットを試してみようという結論に落ち着いた。

それなりの値段はしても長く付き合えるラケットを選んだほうがいいのかな。

 

日々のこうした小さなこだわりが生活を豊かにしていく。

やっぱり毎日を丁寧に過ごすことが大切だと思う。