食べることは楽しい。
毎日食事を作っていると、時にはただお腹を満たすためだけに作ることもある。
それでも、大抵はその時のお腹の要求に耳を傾ける。
私は、体が温まるからスープが好きだ。
真夏を除いて、基本的に体を冷やすものはあまり好まない。
サラダよりも温野菜がいい。
サンドイッチよりも握りたてのおにぎりがいい。
体は普段の食事からできていると知っていてもなかなかピンとこない。
ついつい食べたいもの=その日の食事になってしまう。
でも体の中は取り込んだ食べ物にとても敏感に反応していると解剖学で再確認した。
食欲を失ったら、つまり体が食べ物を欲しなくなったら細胞は死んでいき、やがて体の機能が停止する。
物を食べられるということは命が続いていくということだ。
食は薬。
食事をもっと丁寧に、もっと大切にしようと思う。