在米くのいち 手当ての道をゆく

病気と共存しながら施術者を目指す日々の奮闘記。

ネット社会の発展

4月の時点では、州の決定に従って地元の鍼灸院の多くは一時的に閉院していた。

今日ネット上で少し見てみたら、ほとんどの院が診療を再開しているようだった。

 

ネット検索には今まで見たことのない鍼灸師の名前もちらほら引っかかった。

このあたりはどちらかというと保守的な中規模都市だが、それでもいよいよ鍼灸の波がやってきたのか?

競争が激しくなることは仕方がないが、鍼灸の需要が増えているなら嬉しいかぎり。

 

また、検索結果を見ると中国系の鍼灸師は多いが、日本式を謳う鍼灸師はいないようだ。

私はそこで差別化を図ることができるだろう。

 

どこでどう差別化?

日本式は比較的細い鍼、浅い刺鍼が多い。

結果的に痛みが少ない施術法。

痛みに敏感な現代人には大きな利点となるはずだ。

 

進学する予定の学校の指導は中国式。

日本式は自分で別途習得していくしかない。

 

今回のCOVID-19の状況下、オンラインの利便性が再確認された。

セミナーを部分的にネット配信で受講者に届ける試みもあるようだ。

できれば、日本鍼灸セミナーもネット参加できるものにしてほしい。

 

そうすれば、わざわざ日本に飛ぶことなく情報を収集できる。

もちろん、直接指導をしてもらえないという負の部分もあるので、そこはうまくカバーできたらと思う。

ネット社会もうまく発展すれば悪くないな。